2020-12-03 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
また、米側も、普天間飛行場においてはできる限り学校や病院を含む人口密集地域を避けるよう場周経路を設定しているほか、飛行場周辺の全ての学校上空の飛行について最大限可能な限り避けるよう部隊に指示するなど、地域の安全対策に真摯に取り組んでいると承知をしております。
また、米側も、普天間飛行場においてはできる限り学校や病院を含む人口密集地域を避けるよう場周経路を設定しているほか、飛行場周辺の全ての学校上空の飛行について最大限可能な限り避けるよう部隊に指示するなど、地域の安全対策に真摯に取り組んでいると承知をしております。
普天間基地での外来機の飛来による騒音などは論外ですが、二〇〇七年八月の場周経路の合意に見られるように、基地周辺の住宅地上空で行われるタッチ・アンド・ゴーを繰り返すなど、飛行訓練が普天間周辺住民の基地被害の中心的な発生源です。こうした基地周辺住宅地での低空飛行により、普天間第二小学校校庭への窓枠の落下や緑ケ丘保育園への部品落下が起きています。
具体的には、普天間飛行場の周辺においては、平成八年の日米合同委員会合意により、進入及び出発経路を含む飛行場の場周経路は、できる限り学校、病院を含む人口稠密地域上空を避けるよう設定すること、夜間訓練飛行は、在日米軍に与えられた任務を達成し、又は飛行要員の練度を維持するために必要な最小限に制限されることとされており、米側に対し、日米間の合意を遵守し、航空機の運用による影響を最小限にとどめるよう申入れを行
しかも、赤嶺議員の質問主意書で、航空機が場周経路から外れた飛行をするやむを得ないケースがあることは否定し得ないと言っているんですよ。 米軍が約束を守らないというのはもう周知の事実じゃないですか。もう普天間の周辺だって勝手気ままに飛んでいるじゃないですか。私が先週辺野古に行ったときに、辺野古の陸上部をオスプレイが二機、もう飛んでいますよ。こういったことが日常的に起こっているわけですよ。
○宮本(徹)委員 情報保全ということをおっしゃいますけれども、基本的にどこを飛ぶかという場周経路自体は公表している話ですよ。過去にどこを飛んだなんか、機密でも何でもない話だと思いますよ。だから今まで公表してきたわけですよ。 結局、学校や保育園の上を飛んでいる、日米合意違反で飛んでいるというのがばればれだから、このデータは人目につかないところに隠そう、こういう話じゃないですか。
○照屋委員 大臣、日米間で合意した騒音防止協定も守らない、普天間飛行場では場周経路も守らない、こういう実態で、騒音というのは、嘉手納基地周辺住民は殺人的爆音と言うんだ。これはもう司法でも違法だと断罪されたことを大臣にはぜひ肝に銘じていただきたい。 こういうことを要望して、終わります。
なお、今先生御指摘の場周経路、飛行経路については、米空軍のホームページに嘉手納飛行場運用指令というものが掲載されておりまして、その中に、嘉手納飛行場の場周経路、飛行経路が示されていると承知をしております。 いずれにしても、今後とも、防衛省として、騒音規制の措置を米側に遵守してもらうように、引き続き累次にわたって働きかけてまいりたいというふうに思います。
また、三連協によると、米軍はこれまで、嘉手納基地から離着陸する常駐機や外来機が飛行する場周経路を明らかにしておりません。普天間基地では明らかにしているんです。 岩屋大臣、政府として、場周経路を明らかにするよう米側に求めているのでしょうか。あるいは、今後求めていく考えはありますか。見解を伺います。
ですから、こういう意味でも、また場周経路の合意やあるいは九六年に二十二時以降飛ばないという約束、そういう協定が、回答があるわけです。しかし、今年の、一番最近のこの三百六十二件のうち、十時以降の苦情が百五十件入っているんですよ。つまり、十時以降飛ぶから百五十件の苦情が更に増えている。つまり、本来、日米合意を守らせるということがまず基本ではないかと。
それから、二〇〇四年のヘリ墜落以降に合意された場周経路というのが、黄色と青いのがあります、青いのは入出経路です。(資料提示)このどちらも普天間第二小学校には掛かっていないんですよね。緑ケ丘保育園にも掛かっていない。でも、今はこの入出経路じゃなくて、この学校の上を通る入出経路を毎回飛んでるんです、毎日。
普天間飛行場における進入及び出発経路を含む場周経路につきましては、日米合意によりまして、できる限り学校や病院を含む人口密集地の上空を避けるよう規定されておりまして、防衛省では普天間飛行場における米軍ヘリコプターの飛行状況について調査を行っております。これは平成二十二年一月から実施しておるところでございます。 一般に、ヘリコプターの飛行は気象条件等により大きく影響を受けることがございます。
さて、場周経路も日米合同委員会の合意です。こうした米軍の約束が守られないのは、日本政府の弱腰ばかりではなく、日米合同委員会の構成が在日米軍主導になっていることが一因だと思われます。 今年一月三日に琉球新報が大きく報道し、沖縄県内では大きな話題となっていますが、日本全体に関わる制度であるにもかかわらず、本土ではまだまだ認知されていません。
二〇〇七年八月十日に公表した、日米が合意した米軍ヘリの場周経路と入出経路を守れば、普天間第二小学校上空と緑ケ丘保育園の上空を米軍ヘリが飛行することはありません。 防衛大臣、外務大臣、日本政府として、緑ケ丘保育園父母会の署名の要望事項、特に保育園上空の飛行禁止にきちんと応えるべきと考えますが、いかがでしょうか。
航跡調査では場周経路合意の違反を取り締まれないということでこのような監視体制を取るのであれば、普天間第二小以外の全ての教育施設や福祉施設、公的施設にも同様の監視体制を取るべきではありませんか。なぜ実施しないのですか。
普天間基地について、二〇〇四年八月の沖縄国際大学への米海兵隊ヘリ墜落事故後の飛行再開に当たって、日米合同委員会で旋回訓練の場周経路と入出経路を合意し、〇七年八月十日に、普天間飛行場に係る場周経路の再検討及び更なる可能な安全対策についての検討に関する報告書を公表し、安全飛行を実現すると外務省と防衛省のホームページに飛行経路を掲示資料のように掲げています。
○国務大臣(小野寺五典君) 防衛省では、普天間飛行場における回転翼機等の飛行状況調査、これは航跡調査でありますが、これを行っており、場周経路に沿った飛行が行われているかの大まかな傾向については把握をしております。
引き続き、米側に対し、場周経路に係るものを含む関連する日米間で合意された措置を確実に履行するよう求めるとともに、安全面に最大限配慮し、地域住民に与える影響を最小限にとどめるよう求めていく考えでございます。
○河野国務大臣 平成八年に日米間で合意した普天間飛行場における航空機騒音規制措置においては、進入及び出発経路を含む飛行場の場周経路は、できる限り学校、病院を含む人口稠密地域上空を避けるように設定することとされていると承知しております。
その合意をさせていただいた書類の中には、先生今お手元にお示しになっていますように、有視界飛行の場周経路のその下に、一番、二番といたしまして注書きがございます。
○川内委員 ちょっときょうはパネルをつくる暇がなくてパネルにはしていないんですけれども、有視界飛行の場周経路という日米間で合意された、合意したと言われているものについては、運用上の所要から必要とされるときは場周経路から外れることがあるというふうに、例外があるよということも書いてあるんですけれども、それでいいわけですよね。どうですか。
○伊波洋一君 配付した資料の十二と十三を見ると分かるんですけれども、飛行場の敷地とこの場周経路の位置というのは随分ずれているんですね。
奇跡的に住民の被害はありませんでしたが、日米は、その後、場周経路を設定して飛行を再開しました。防衛省の説明では、皆さんに配付しております資料のように、滑走路から七百五十メートル離れて高度三百三十メートルで旋回訓練を行うことで、万が一エンジンが停止してもヘリに備わっているオートローテーション機能により滑走路に戻ることができるとして、普天間飛行場と住宅地の境界に沿って設定されました。
○政府参考人(深山延暁君) 場周経路について、まずお答えをいたしたいと思います。 普天間飛行場においては、進入及び出発経路を含む場周経路は、できる限り学校や病院を含む人口密集地域上空を避けるように設定されておるところでございます。
それからまた、木更津飛行場の運用規則を遵守いたしまして、原則的には、飛行場の西側、これは東京湾側の方になりますので、住民の方のお住まいのないエリアになりますけれども、その場周経路を使用していきます。
さらに、航跡結果、飛行ルートの結果についていいますと、いずれの年度も、日米で合意した場周経路を逸脱した航跡、飛行ルートが確認をされているということであります。
○赤嶺委員 委員長、今の防衛大臣の答弁は普天間基地の場周経路にまで行っているんですが、それは次の次の次の質問なんですよ。大慌てで答弁書を読んでいるんですよ。場周経路の通告は次にあります。 私は、普天間基地と同じ程度の騒音が出ているとは言っていないんですよ。今、飛行場はないのに、こういう着陸帯があるために、オスプレイが市街地上空で訓練している。
実は、これは大変重要な点でありまして、現行計画の環境アセス評価書では、今政府が盛んに海上の場周経路を飛びますからということを説明しておりますが、それを強調しているんですけれども、そこからほかの基地や訓練場に向かう際の飛行経路は示されておりません。岸本市長はそこも要求しておりました。
場周経路についても、米軍自身がこれを守るとは限らない、運用の都合上外れることはあるというのを、政府が沖縄県に出した埋立申請書の中に書かれているんですよ。それを総理は読んでいないんですか。 総理は同じような答弁を繰り返しながら、結局総理がやってきたのは基地建設の再開でありました。 一月の十五日に政府は、抗議活動を続ける県民を強制的に排除して、ボーリング調査に向けた海上での作業を再開いたしました。
ですから、総理が、海に場周経路が設定されているから、米軍がその場周経路を守って飛んだら騒音は住宅地で基準値を超えることはないだろう、ゼロだというのは、あれは、あくまでも場周経路を守った場合という前提がついていて、大体守っていないんですから、米軍が。守っていないから、ゼロになるはずもないんですよ。